MV3Sって自転車ってどんな自転車?
ルイガノの説明に沿って、説明すると、カジュアルながら、ドロップハンドルを搭載し、ロードバイクに近い走行性能を持ったミニベロロード、
という位置づけの自転車です。
MV3Sに実際に試乗してみると?
まずは、MV3Sはアルミフレームです。フロントフォークはカーボンフォークなのですが、これが、またラレーと同じように、フロントフォークが本当にカーボン?というくらい衝撃を上手く吸収してくれません…。
剛性感はありますが、乗っていて、結構疲れる自転車です。
やっぱりアルミフレームは体にあまり優しくないかも…。
なんと!体幹が使えない!!
MV3Sの最大の問題点…それはドロップハンドルを搭載しておきながら、体幹が使えないです…。
体幹が使えない原因とは
これは、前のハンドルが低い状態で、ハンドルと、サドルが平行に近い状態に保てないから、と思われます。
私は身長175センチ程、ですが、
その身長でサドルを適正な位置まで上げてやると、
サドルの方が高くなり、ハンドルに思いきり体重を預ける形なり、
腕の筋肉も、背筋も、ほとんど使えないです。
かといって、サドルを下げると、今度は足が窮屈になって恐ろしく漕ぎづらい自転車に…。
適応サイズ155~180センチと書いていますが、身長の高い男性の場合、
ほとんど、ノーマルでは使えないと思われるので、
ステムの調整必須!!です。
フレームの幅から考えると、今度は身長の低い人には、フレームサイズが
大きいと思われ、ちょっと基本設計に疑問符が付くモデルです。
恐らく、独自のフレームの形から、無理しているのかな?と推測
しています。
総合的な自転車の性能
基本コンポーネンツがティアグラと、そのままノーマルで乗っても満足できるだけの走りはしてくれると思います。
独特のフレームデザインが気に入ったなら、ステム、サドルの調整を
してやれば、まともに走る自転車になると思うので、全然あり!
と思います。
お買い得の自転車か?
コストパフォーマンスが高いか?と言われたら、正直、あまりコストパフォーマンスの高い自転車ではないです…。フレームの性能が低いので、他の自転車に乗り、その事が体感出来る様に
なると、所有しているモチベーション、下がります…。
所有していた岡本もその事でモチベーション下がって、売ってしまったんで…。
コンポーネンツは値段なり、です。同クラスの値段のミニベロとスペックは変わらないです。
MV3Sのまとめ
MV3Sの最大のメリットは、というと、この独特のフレームデザイン!でしょう。私がブルーノの色に惚れちゃったみたいに、このフレームの形にほれ込んだなら、あなたの一番気に入ったこの自転車を買うのが一番、と思います。
ただ、ステムなどの調整にお金がかかる事、
フレームのスペックは高くない事、は覚悟しましょう。
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