Madone3.1ってどんな自転車?
トレック(TREK)から出される初級~中級者を意識して作られた、フルカーボンのロードバイクです。
車重は、というと約8.8キロ。ミニベロの範疇だと、軽い、といえるレベルですが、カーボンロード、という事を考えると、重い方の部類に
入るでしょう。
ねだんが約18万円と、20万円を切ってくるのが大きな魅力、ですね。
しかし、ミニベロだとフラッグシップモデルの値段なのに、
ロードバイクになると初級~中級向けになってしまうとは…
ロードバイクの世界、恐るべし!です。
実際にMadone3.1に試乗してみて
正直、この自転車に乗るまで、カーボンロードは軽いけど、強度が…と思っていましたが、その印象は吹き飛びました!!
カーボンなのに、十分なフレーム強度!
フルカーボンのフレームなのに、しっかりとペダリングの力を伝達してくれ、さらに、カーボン特有の振動吸収を発揮してくれます。
クロモリ程の反発は感じないものの、程よく反発してくれて、
とても乗り易いロードバイク、と感じました。
もちろん、700Cのタイヤを履いているので、巡航はミニベロの比では
ないのですが。
ロングツーリング向けのフレーム
ガツガツ飛ばす、というより、ロングツーリングをゆったり楽しむモデルかな、と感じました。フレームのポテンシャルは結構高いです。
個人的にはクセがなさすぎて、ちょっとつまんないかな?なんて思ったり
もしました。無茶言ってますが…。
Modone3.1の問題点
この自転車の最大の問題点は、というと…コンポーネントの質が悪い!
という事です。コンポーネントは105とティアグラと、
スラムの混合コンポで、なんの統一感もなく、
全然美しくありません。
見る人が見たら、かなりイライラ出来ると思います。
これならいっそ、全部ティアグラで固めた方がずっとカッコイイし
コンポが統一されて性能も出やすいと思うのですが…。
シフトの変速はこのMadone3.1を整備してくれたスタッフの腕が良く
それなりにスムーズに入りましたが、正直、オール105で組みたい所
です。
きっとフレームにお金をかけてコンポーネントにしわ寄せがいったと
思われます。
コンポーネントは悪いが交換すれば問題なし!
でも、フレームの性能が悪くて、コンポーネントがいい、よりずっと良心的な設定と思います。
コンポーネントは交換すればいいですが、フレームは交換出来ないので…
タイヤのブレーキのグレードは低い、交換前提で
あと、タイヤは恐ろしい程性能が悪い物が入っているので、購入時に即刻交換を強くお勧めします。
あと、お世辞にもブレーキの効きも良いとはいえないので予算に余裕があるなら、ブレーキシューも105に交換をお勧めします。
タイヤとブレーキはある程度いいの入れないと、事故に直結しますので…
他の自転車もタイヤ・ブレーキは軽視されがち
あと、Modone3.1の事を擁護?しますと、Modone3.1に限らず、他のミニベロ等もブレーキとタイヤは大抵、グレードの低い物が入っています。一番走りに直結する部品なのに…
なので、新車購入時はブレーキとタイヤのグレードは常に気を付けておきましょう。
Modone3.1のまとめ
ミニベロのブログでロードバイクの紹介もちょっと違和感感じますが、基本、好みの自転車を見つけて、楽しい自転車ライフを!というのが
基本コンセプトなんで、一応ぶれていないつもりです。
で、まとめ、なのですが、
コストパフォーマンスの高いカーボンロードで、
初級~中級用なので、しっかりとカーボンが詰まっており、
「折れそう…」
みたいな不安感もないのもいい感じです。
特にミニベロに拘らず…
・長距離ツーリングがしたい!
・ママチャリとは次元の違う世界を見てみたい!
と思ったのなら、強くお勧め出来ます。
ただ、しつこく書くようですが、タイヤとブレーキシューだけは
購入時に同時交換を強くお勧めします。
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