ハブのシールドベアリングにはどんなグリスを使っていますか?
数年乗っていて、まだ一度も開けた事ない、というあなた。
もう、ベアリング内にはグリス、ないかもしれないですよ。
ハブのシールドベアリングにグリスを入れる方法はこちらへ
ハブのシールドベアリング最適なグリスとは
ハブのシールドベアリングは、名前の通り、ベアリングに
「シールド」と言われるがあります。
シールドがあるから粘度の低いグリスいい
このシールがあるから、ベアリング内にゴミ等が入らないんですよね。
このシールがしっかりとベアリングにはまっているので、
多少グリスの粘度が低くても、グリスは簡単にはベアリングの外に
出て行きません。
つまり、粘度の低い飛び散りやすいグリスを使っても
「飛び散らない」という事です。
ハブのシールドベアリングのグリスを交換するとどのくらいの効果があるのか
高性能なグリスは万能グリスの「テックグリス」と
粘度が低く、金属への付着力も抜群の「NCを-100」があります。
ハブのベアリング内には、最初、非常に固いグリスが入っているので、
グリスをテックグリスやNC-100に交換するだけで、手でベアリングを
回した感触なら、圧倒的に軽い回転になります。
注意!セラミックボールベアリングは違うグリスを使う必要があります
セラミックボールベアリングのベアリングを使っているなら、
今回オススメするグリスは使ったらいけません。
なぜなら、セラミックと金属では最適がグリスが違うからです。
セラミックボールベアリングと鋼球のベアリングの違いについてはこちらへ
実際にはグリスを交換するとどのくらい回転が伸びるの?
あくまで空転での話ですが、
最初に入っていたノーマルの固いグリスを除去し、
新しく、テックグリス、またはNC-100を入れた結果、
テックグリス | ノーマルグリスとほとんど一緒 |
NC-100 | 空転時間約2秒伸びました |
となりました。
詳しいグリスの検証についてはこちらへ
効果は大きくないけれど、ハブ部のベアリング部に使うなら、
NC-100が最適です。
数年経って、ハブのシールドベアリングのメンテナンスが必要になった時、
NC-100を使えば、メンテナンスのついでにベアリングの性能も上がって
一石二鳥です。
シールドベアリングのメンテナンスは何故必要なのか?その理由はこちらから
NC-100のグリスの特徴です
低粘度なのに高耐久には理由があります。それはNC-100のグリスは非常に
金属に付着する力強いから、です。なので、粘度が低くても耐久力が高いのです。
値段はそこそこ高いですが、私や岡本も、鋼球のシールドベアリングには
全てNC-100のグリスを使っていますよ。 本当に回転が滑らかになるので、
オススメです。
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