ミニベロ最速の自転車
ミニベロのジャンルの中でも、最もスポーティーなバイク
が、このロードバイク系のミニベロで、
このミニベロのほとんどが、20インチサイズのタイヤで
いかに速く走る事が出来るか?
という事を目的に作られています。
このロードバイク系のミニベロで使われているタイヤサイズが
20インチの451という規格のタイヤである事から…
ミニベロ=タイヤサイズ20インチ以下と言われる事がある所以です。
ロードバイク系の特徴その1
とにかく、ミニベロで最速!を目指して作られています。
なので、20インチタイヤでも最大のタイヤ径の451という
規格のタイヤを使っているのが特徴です。
ロードバイク系の特徴その2
ミニベロ最速がコンセプトなので、STIレバーといって、
ハンドルを握ったままギアチェンジが出来るレバーも標準装備
されています。
ロードバイク系の特徴その3
これもミニベロ最速という事なので、ロードバイクと同じドロップハンドルを装着し、体幹の筋肉を使えるようなポジションで自転車を漕げるように設計されています。
(ママチャリやカジュアル系ミニベロはポジション上足の筋肉しか使えないです。)
ロードバイク系の特徴その4
漕ぎだしが速い、という事です。あくまで、ミニベロ内でなく、ロードバイクと比べて、の話ですが、ロードバイクが700Cという約28インチのタイヤを履いているのに対して、小さいタイヤ系の20インチなので、最初の漕ぎだしは圧倒的にミニベロロードが軽いです。
これが、ストップ&ゴーが多い街中なんかではミニベロが最適、といわれる所以です。
ロードバイク系ミニベロはスポーツバイクといっていい自転車ですが、
ミニベロをスポーツ車両にした為、色々無理でているのも確かです。
なので、スポーツ系ミニベロの問題点は、というと…
ロードバイク系の問題点その1
高価!という事です。一番安価なのは7~8万円からあるのもありますが、
一番走るミニベロ=その会社のミニベロの最高峰
という事になり、大抵、一番高い価格帯に位置します。
なので、10万円以上のものが普通で、ほとんどの物が高価です。
ロードバイク系の問題点その2
本物のロードバイクの走行性能には劣る、という事です。
いくら20インチで最大径を誇る451タイヤといえども、
本家のロードバイクは、700Cという、約28インチのタイヤを
履いています。
タイヤ径による走行性能の差はいかんともしがたく、
この手の自転車によくあるうたい文句
ロードバイクに匹敵するスピード
なんてのはありえない話で、同じコンポーネントなら、
圧倒的にロードバイクの方が最高速・巡航速度共に上です。
徹底的にタイヤ・駆動系のカスタムをしてやれば、ノーマルの
中級ロードバイクくらいまでには走行性能は高める事が出来ますが、
その為には、同じ性能のロードバイクの倍くらいの値段が
かかります…。
(自身の自転車で実験済み…
もう私のロード20、カスタム代30万超えてます…)
ロード系ミニベロの総括
スポーツ系バイクでありながら、700Cサイズのタイヤのロードバイクの性能には届かない、中途半端な自転車、という事もできます。
なので、純粋に長距離ツーリングに使いたい!ならロードバイクにした方がいいです。
ですが、ミニベロならではの、見た目のかわいさ、又、ロードバイクには無い漕ぎ出しの軽さが気に入ったなら、非常に満足できる物となると思います。
私がミニベロロードを持っている理由は、見た目と、
(小さくて、かわいいの好きなんです。)
ロングツーリングならロードバイク、という常識通りにいったら面白くない、ちょっと変わった事したい、という事でミニベロロードに乗っています。
なので、ちょっと他の人とは変わった事したい、と思った方にもお勧めです^^