自転車、ミニベロで夏のツーリングをする前に…熱中症対策していますか?
対策していないと走行直後に熱中症でリタイヤ…という事態も。
しっかり熱中症を予防して、楽しいツーリングライフを
楽しんでいきましょう。
熱中症最大の予防法…それは夏はツーリングをしない事
夏の自転車のツーリングは過酷です。数十キロ以上の距離となる
ツーリングとなると、一番暑い時間帯の11~15時の時間帯は
避けられないですし、走行する所はアスファルトの路面…
アスファルトからの熱ももらい、さらに暑くなります。
自転車は年中乗る事が出来る乗り物です。
わざわざこんな暑くて、熱中症になるリスクも高い季節に無理して
ツーリングする事はありません。春や秋にツーリング
すればいいのですから…。
夏のツーリングをしたい!のなら熱中症の予防が大事
でも、夏にしか休みが取れないし…夏でも、暑くても自転車に乗りたいんだ!
その気持ち、わかります!
私も真夏にツーリングに行っています。
だって、夏の太陽と海と青空が私を待っている…なんて。
あと、盆休みがあるので、自転車友達とも
折り合いがつきやすいんですよね、実際。なので、どうしても
夏にツーリングしたい!のなら、出来るだけ熱中症にならない様、
予防していきましょう。
熱中症予防法 走行前
出来るだけ暑さに慣れておく
普段から室内で仕事している方は要注意です。
体が汗をかきにくい状態になっている可能性があります。
その状態のままツーリングに行くと、汗が出なくて
熱中症になる危険大!です。
なので、時々は外にでて、軽いランニングや
ポタリングでもして、汗をかいて、しっかり汗が出る
体を作っておきましょう。
ツーリング前日にはしっかり睡眠を
寝不足・疲労は熱中症に限らず、体調を崩す一番の原因です。
なので、ツーリング前日はしっかり睡眠をとって
翌日に備えましょう。
走行する前にしっかり水分を摂る
夏のツーリングは恐ろしく水分を消費します。私は夏のツーリング
の時は1時間に1~2リットルは水分補給しますが、それでも
ほとんどおしっこも出ない事が大半です。
夏のツーリングで走行し始めると、いくら水分を摂っても
なかなか補給しきれないです。
ただでさえ補給しきれないのに、走行前から脱水に近い状態だったら…
走行直度に熱中症で倒れてもおかしくないですよね。
なので、走行前にしっかり水分を摂っておきましょう。
熱中症予防法 走行中
水分・ミネラルの補給
夏のツーリングは、飲みまくっても、水分を摂りすぎるなんて事は
ほとんどない、といってもいいです。
私は出来るだけ早め、多めの水分補給を心掛けていまして、
夏以外はトイレが近かったりするのですが、
夏のーツリングの時だけはおしっこ、あまりでません…。
水分飲みまくっているのに…
なので、夏は常に飲む!くらいの意識で丁度いいと思いますよ。
大量の水分がなくなる、という事は大量のミネラルもなくなっています。
なので、水分と一緒にミネラルも同時に摂る様にしましょう。
こまめな休憩でクールダウン
とにかく夏のツーリングは暑さが半端ないので、
こまめに日陰で休憩するとより良いでしょう。
え、これって熱中症?症状をまとめました
熱中症にならないに越した事はないのですが、常に熱中症のリスクが
あるのが夏のツーリング…下記の症状がでたら、熱中症の可能性、大です。
熱中症の代表的な症状
めまい・筋肉痛・異常な発汗・汗が出ない・頭痛・気分不良
意識障害・嘔吐・嘔気・高体温等です。
自転車走行中にこれらの症状がみられたら、すぐに一旦ツーリングを
中断して、回復に努めましょう。
熱中症になった時の応急処置
まずは最寄のコンビニへ
熱中症になったなら、とにかく体を休めて冷やす事が大事です。
体温を下げる為の水や飲み物、冷やすアイテムを持っているなら
コンビニでなくてもいいですが、
その様なアイテムを持っていない事が大半でしょう。
なので、まずは最寄のコンビニに寄りましょう。
体温を下げる
熱中症の症状がでている場合、体温が上昇している事が
ほとんどです。なので体温を下げていく対策をしていきましょう。
全身に水をかける
汗が出ていない症状の時に特に有効です。汗の代わりに水が体の
熱を下げてくれます。頭が痛いから、腕がほてってるから、といって
一部分だけにかけても、ほとんど体温は下がらないので全身にかけましょう。
その後、うちわ(風さえ送れればなんでもOK)等で
体に当ててやるとより効果的です。
脇を冷やす
体温を冷やすには血液を冷やすのが一番早いです。
太い動脈が体の表面に通っている場所は、頸動脈・脇・鼠蹊部ですが、
その中で一番当てやすいのは脇なので、脇を冷たい水でしぼったタオルや
氷を当てたタオル等で脇の下を冷やすといいですよ。
もちろん、頸部、脇、鼠蹊部と全部冷やしたらより効果的です。
水分を摂る
熱中症になっている時は水分も不足している事が考えられるので、
しっかり水分も飲みましょう。OS-1等を飲むととミネラルも一緒に摂れて
より効果的ですよ。
しっかり休憩を摂る
熱中症はすぐには回復しないです。なので、しっかり休憩を摂りましょう。
嘔吐や意識障害があるなら
非常に危険な状態なので、救急車を呼びましょう。
休憩後は帰宅する
熱中症になった後、また再発したらいけません…。出来る事なら、回復後
すぐにツーリングを中止して帰った方がいいでしょう。
ですが、その場で帰る手段が見つからない場合は最短の帰れる
ルートを探して、そこまで行って、帰りましょう。
まとめ
走行前の予防
・暑さに慣れる
・前日はしっかり寝る
・走行前にしっかり水分補給
走行中の予防
・水分・ミネラルを常に摂る
・こまめな休憩でクールダウン
熱中症になったら
・コンビニに寄る
・日陰で休憩
・体温を下げる
・水分を摂る
・長い休憩をとる
・嘔吐や意識障害がある時は救急車
・治っても無理せず帰る
という事でした。熱中症をしっかり予防して、夏のツーリングを
楽しんでいきましょう^^