私は先日、キャリーミーにノーパンクタイヤ加工、
リペアムゲムを施行してみました。
それから数日、通勤やその他ちょいのりなど、結構乗ったので、
そのインプレッションを書いていきますね。
メリット
パンクしない!という安心感
これは当然、といえば当然。この為に加工したのですから…
では、ここからが本番、リペアムゲムを入れる事によってどんな
デメリットがあるか?というと…
デメリット
タイヤが重くなる
空気の変わりにゲルのような物を変わりに入れる加工方法なので、
もちろん、タイヤが重くなります。26~27インチで2キロくらい
重くなるようです。まあ、キャリーミーは8インチタイヤなので、
数百グラムですんでいると思いますが…
漕ぎ心地は空気の方が上
このリペアムゲム、HPの紹介では空気より固くてむしろ乗り心地は
軽くなります…
などと書いていますが…
残念ながらそうなりませんでした。
おそらく比べるのが通常に自転車(空気圧3気圧ほど)
だったらそうなったかもしれませんが、
キャリーミー(5~6気圧)のタイヤの場合、明らかに、
漕ぎ味が重たくなります。軽快に走りなくなりました。
なので、走行性能をとるかノーパンクをとるか?
という事になります。
私は後者をとった訳ですが…。
通勤などでなくて、レジャーで時々使う、くらいなら、
この加工しない方がいいかも?です。
でも、漕ぎ味が重くなる、といってもある程度は進むのでご安心を…。
衝撃を吸収しにくくなる
空気のかわりにゲルを入れるので、段差などの衝撃をもろにホイールが受ける形に なります。キャリーミーの場合、
軽い段差などを乗り越えたとき、空気なら大丈夫なのに、
リペアムゲムだと、衝撃をもろにうけ、割れるという事もある、
との事です。
その点はしっかり意識して使ってください、とのことです。
導入前に必ず読んで下さい!リペアムゲムが破裂しました!
2013年、8月5日、リペアムゲムを注入していた、愛車、キャリーミーの
後輪のチューブが破裂しました…。
毎日の通勤路の走行距離1~2キロの坂の途中でした…。
こうなったのは複数の要因が考えれますが、概ね、リペアムゲムの取扱店の内のひとつの、こちらのHPの言う通りと思います。
詳細は「創作工房・RERIDE」のHPへ
この記事がアメブロでいつなくなってもおかしくないので、
無くなっても分かるように、この記事の要点を書いていきます。
キャリーミーの後輪が破裂した要因まとめ
破裂した要因その1
キャリーミーなどの極小径車は摩擦熱が発生しやすく
リペアムゲムの融点(約100℃)に達成する可能性が高い。
融点に達すると、液状化し、脱輪、破裂となる可能性が高い。
キャリーミーは特に極小径車の中では走行性能が高く、
そうなる可能性が高い
破裂した要因その2
なので、極小径車のチューブは補強をいれないといけない。
との結論となっていますが、
…私のキャリーミーは補強はいれていませんでした。
私の施行してもらった、ベンリーさんではその様な説明は
なかったような…。(あったかも知れませんが聞き逃したかも
しれません…)
つまり、結論は…
キャリーミーはリペアムゲムに向いていない!
という事です。
でも、入れたい!との事なら、上記の説明をしっかり読んで
決めてくれたらいい、と思います。
リペアムゲムの最大の問題点!破裂した後がまずい!!
リペアムゲムも万能ではないですし、何かあれば、破裂もしますでしょうし、チューブが破れて、液が漏れたりもするでしょう。
色んな状況が考えらえますし…
その点は仕方ない事だと思います…。
で・す・が!!
破裂した際の事を考えていないと思われる仕様ってどうなの?
と私は実際の破裂させて思いました。
破裂後にどうなったか?
後輪のチューブが完全にボロボロに…もちろん、タイヤの外側も
外れました。当然、走行不能です。
で、ゲルが自転車の後輪を中心に、チェーンやスプロケットなどに
べったりとついちゃったんですよね…。
これが、本当にべったりとついて、普通にとろうとしてもまったくとれない…。なので、取扱店に電話しました。
問題点1 アフターフォローなし(ベンリーの場合)
もちろん、すぐに施行先のベンリーさんに電話しました!
ゲルが飛び散った事を伝え、どうしたらいいですか?と聞くと
「ガソリンでとったらいいんじゃないですか…」
と気のない返事…
(後、ガソリン系では取りづらく、シンナー系で岡本が除去しています)
どの様に除去したかはこちらのページへ
あとは、「保障外なので…」の一点張りで、飛び散ったゲルを持っていったら掃除してくれる、とかのフォローは全くない様子です。
いくら保障外とはいえ、施行してもらった自転車屋さんに
電話して、こんな対応ににあったの初めての経験で
(今後も経験したくないですが)
リぺムゲムの専門店だから、といってトラブル時、何かしてくれると
思ったら大きな間違いなので、その点は覚悟しましょう。
他のリペアムゲムの店では真摯に対応してくれる、と信じたいですが…。
問題点その2 破裂すると、下手すると廃車です
このジェル、恐ろしくからみつくように付着します。
施行店にそっぽ向かれたので、キャリーミーの購入店、
ローロ大阪店に持っていき、「お金払うんで、掃除よろしく!」
といって、自転車預けて、逃げかえってきたのはいいのですが…
その日の夕方…ローロさんから悲痛な電話が…
「1時間ほど清掃作業しましたが、クリーナー使っても落ちません…
ベアリング部などにもべったり入り込んでいて、場所的にそこはクリーナーも使えないですし、このままクリーニングすると、数万円以上かかります…」
と言われちゃいました。流石に数万円はかけれないので、掃除は中止となりました。(ローロさん、結局この1時間分の作業はサービスしてくれました、申し訳なかったです…)
で。結局、私は相棒の岡本とは違い、それほど自転車の組み付けの技術などがある訳ではないので、ローロさんに、「じゃあ、新車買う!」と言って、廃車にしました。
で、その自転車は岡本が欲しい!というので、
そのままの状態で岡本の手に渡ったのでした。
岡本は、キレイに掃除していましたが、かなり手間暇がかかるうえ、
自動車のカスタムの仕事をしている関係上、業務用の強力なクリーナー類があって、初めてなしえた事、と付けくわえておきます。
つまり、私の様な一般人がリぺアムゲムを破裂させると…
廃車!!
の可能性がかなり高いので、要注意です!!
総評
パンクしなくなる、というメリットもありますが、
欠点もあるリペアムゲム、
ですが、通勤などで使うときは、なにより「パンクしない」とう安心は
絶大です。短距離でしか使わないのなら、施行する価値は大いにある!
と私は思いました。
(2013年8月8追記)
リペアムゲム、破裂しまして、ゲルが自転車全体に飛び散り再起不能に…
破裂すると自転車が廃車になるリスク大、なので、今はお勧めできません…(詳細は上記文章を読んで下さい)
料金
料金書くのを忘れていました。私が施行してもらった
オートサイクルベンリーでは、
1本3500円で、2本で7000円でした。
私はココでリペアムゲムの加工をしました!