真夏でのツーリング OS-1で水分補給ミニベロで脱水症になるまえに | ミニベロカスタム入門|200キロツーリングの道

真夏での長距離ツーリングともなると、恐ろしく汗をかきます…。
1日の水分補給が 6～7リットル、というのも普通です。

水分補給は、水よりスポーツドリンクやジュースの方がいいのですが、非常に水分を摂取する真夏だと、スポーツドリンクやジュースだと、それはそれでまずい事になるのです。

何故、真夏だとスポーツドリンクはダメなのか

スポーツドリンクやジュースはその中に非常に多くの糖分を含んでいます。その理由が一番です。これが、1～2リットルくらいだったら消費したカロリーの補給にもなっていいのですが、
非常に多くの水分を飲む真夏だと、明らかに糖分を取りすぎて、高血糖になってしまうのです。

かといって、水だと、飲んだ量の半分しか吸収されない上に、汗で消費した塩分やミネラルも補充出来ません…。

なら、何がいいのか？というと…

経口補水液 OS-1！

多分、あなたも知っている、有名な経口補水液です。

OS-1が何故いいのか？

浸透圧が丁度良い

スポーツ飲料の代表、ポカリスエットがアイソトニック飲料
（体液とほぼ一緒に浸透圧）
に対して、OS-1は、ハイポトニック飲料
（体液よりやや浸透圧が低い）
となり、最も早く効率よく吸収される浸透圧だからです。

ハイポトニック飲料とは

水分の吸収に最適な浸透圧に調節された飲料水です。
体液の浸透圧よりやや低い数値に調整されており、数字で書くと194mOsm/Lとなります。

糖分が少ない！

スポーツドリンクの代表のポカリスエットと比べてみますと…
100ｍｌあたりのエネルギーが
・OS-1 10kcal
・ポカリスエット 25kcal

と、ポカリスエットの4割しかありません。
なので、同じ糖分ならポカリスエットの2.5倍飲める事になります。

塩分やミネラルがしっかり摂れる！

スポーツドリンクの代表のポカリスエットと比べてみますと…
100ｍｌあたりのナトリウムが
・OS-1 115mg
・ポカリスエット 49mg

ナトリウムを塩分相当量に直すと…

ナトリウム（mg）×2.54÷1,000＝食塩相当量（g）

の計算式から、

100ｍｌあたりの塩分が
・OS-1 0.292g
・ポカリスエット 0.124g
となり、

約ポカリスエットの2.3倍の塩分が摂れます。

真夏でのロングツーリング（約100～150キロくらい）
で7リットルの汗をかいたと仮定すると、
汗の塩分量は0.9ｇ/lとなるので…
約6.3ｇの塩分が失われる事になります。

これだけの塩分を補給するとなると
約2リットルのOS-1を摂取したら、
真夏のロングツーリングで失われた塩分を補充する事が出来ます。

これ以上飲みすぎると、塩分摂取過多になるので
注意しましょう。足りない水分は他のハイポトニック飲料
で補充しましょう。

例として、
・VAAM ヴァームウォーター
・アミノサプリ
・スーパーH2O
などがあります。

ハイポトニック飲料の見分け方

非常に簡単な見分け方は、ポカリスエットより味の薄い
スポーツドリンクはほとんどハイポトニック飲料、となります。
飲んでからしか分からないので、事前にある程度調べておくと
万全です。
「ハイポトニック」や「ハイポトニック飲料」で検索すると
色々でてきますよ。

又は、OS-1→水→OS-1→水

という感じで摂取してもOKと思います。ただ、水は吸収が悪いので
水はやや多めの量を飲むように心がけましょう。

OS-1の味はどうか？

味は好みが分かれます…
砂糖をかなりとったポカリスエットって感じです。
私は結構好きな味でしたが、岡本は「まずい～」と言っていました＾＾；
なので、まずは、ドラッグストアやネットで1本だけ買って味見する事を
おすすめします…

1本あたり約200円で、ドラッグストアでしか売っていない上に、ほとんどのドラッグストアでも割引もされていないので
まとめ買いならネットがいいですよ。
気に入ったなら、さくっとまとめ買いしちゃいましょう。