自転車のメンテナンスに必須　チェーンオイル　チェーンルブの9つのメリットとは

浸透性チェーン用防錆潤滑剤

チェーンルブの紹介です。

私も愛用している自転車のチェーンのメンテナンスに使われる
チェーンルブですが、

チェーンルブには9つの特徴があります。
下記がメーカーの公式の見解です。

メーカー公式チェーンルブの9つの特徴

1)	浸透性が良好…	スプロケットやピン・プレートの僅かな隙間にも協力に浸透します。
2）	潤滑性に優れる…	フッ素樹脂系個体潤滑剤を配合し、潤滑性・耐摩耗性・耐水性を長時間持続します。
3）	付着性に優れる…	甲粘着ポリマーにより薄い被膜がチェーンに強力に密着し、飛び散りにくいです。
4）	防錆性に優れる…	防錆力に非常に優れ、錆の発生を抑制し、チェーンの寿命を延長します。
5)	水置換性を有する…	金属表面に付着している水分・湿気と置き換わり防錆被膜を形成します。
6）	低フリクション性…	チェーンの動きが軽くなり寿命も長くなります。
7）	クリーニング効果…	油融解性に優れているので取り残した油汚れもキレイにし、潤滑被膜を形成します。
8）	多様なチェーンに使用可能…	チェーンに使用する樹脂・金属・ゴムに対応した処方の為、シールチェーン・ノーシールチェーンを問わず安心して使用出来ます。又、液が透明なので塗付後の美観にも影響がなく、カラーチェーンにも使用出来ます。
9）	使い易い形状…	オリジナルFP缶＋2WAYキャップ採用で手にフィットし滑りにくいです。

チェーンルブの性能表

なんか、難しいですが、これがチェーンルブの性能表です。
私にはよくわかりませんが、分かる人が見たら分かると思います。

外観	淡泊色
高速四球式耐摩耗性能試験（1200rpm,392N,1h)摩耗径mm	0.40
高速四球式耐荷重能試験融着荷重（WL） N	3090
塩水噴霧試験（35℃,A級）ｈ	480

９つの特徴…実際に使用してみて確認してみました！

では、実際にメーカーの公式どうりの性能なのか？
分かり難い表現もあるので、その分も読み解きなげら、
検証していきます。

1)	浸透性が良好…	非常にスムーズに浸透します。公式通りですね。水のようにサラサラです。
2）	潤滑性に優れる…	あくまで、低フリクションの割には…となります。中粘度のオイルと同程度ですね。
3）	付着性に優れる…	残念ながら、実際に使うと付着性は書いてある程ではありません。低フリクションで粘度が低いので結構飛び散ります。
4）	防錆性に優れる…	これは本当です。他の自転車オイルと比べて、部分的な錆はほとんど起きません。とっても優秀です。
5)	水置換性を有する…	本当に水と置き換わるかどうかは確認しようもないですが、実際にほとんど錆びないので本当と思います。
6）	低フリクション性…	これはその通りです。しっかりオイルが差されているのに、低フリクション。しかも結構距離も持ちます。謳い文句通りです。
7）	クリーニング効果…	チェーンルブは結構汚れやすいオイルなので、本当みたいです。汚れやすいんですが、さっと一拭きしてやれば、キレイにとれます。
8）	多様なチェーンに使用可能…	自転車のチェーンにしか使っていないから分かりません…。
9）	使い易い形状…	以前は長細い缶で使いにくかったのですが、缶が寸胴になりかなり使い易くなりました。

これだけ高性能なチェーンオイルですけど…

正直、チェーンルブは他のチェーンオイルと比べて、優れている所が多い
チェーンオイルですが、もちろん問題点もあります。

問題点その１

スプレー方式であること
スプレー方式なので、1回の注油で結構な量のオイルを消耗します。
これは、1滴1滴、チェーンに差していくタイプのオイルとはくらべもの
にならないくらい消耗が激しいです。
ですが、逆に言うと、スプレーなので、すぐに注油を終わらす事が出来ます。

問題点その２

汚れやすいチェーンオイル
粘度が低く、ドライオイルに近い低フリクションを誇り、さらに
一度付着すると中粘度くらいのオイルの持ちを誇るチェーンルブ
ですが、クリーニング性能？のせいか汚れを拾いやすいオイルです。
でもサラサラなので、さっと拭き取ればすぐに取れますが、
ちょいとマメな整備が必要です。

自分の気に入ったチェーンオイルが一番！

ここまで、チェーンルブを紹介しておいてなんですが、ベテランの
自転車乗りの方はもうすでにお気に入りのオイルがあると思います。
もうすでに、お気に入りのチェーンオイルを見つけて使っておられる
方は、わざわざチェーンルブに乗り換えなくていいと思います。

正直、しっかり整備さえしてやれば、チェーンオイルで大きく自転車の
性能は変わらない、からです。