セラミックBBカスタム|グリスのメンテナンスでもっと軽い回転を得る方法

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ミニベロやロードバイクの
セラミックボールベアリングのBB(ボトムブラケット)の
グリスを充填の方法です。もちろん、ただの充填ではなく、
今回の方法でグリスを充填すると、今までよりしっかりグリスを
入れる事が出来る上に、回転まで軽くなります。
それでは、BBのグリス充填方法を説明していきますね。


今回は、ROTOR(ローター)のセラミックBBを例にして
説明していきますが、どんなセラミックのBBでも
同じ様に出来ますよ。

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BB(ボトムブラケット)をフレームから外す

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まず、BBをフレームから外しましょう。フレームに
BB着いたままでも出来ない事はないですが、作業性がかなり
落ちるので取り外しして作業しましょう。

外側のシールをめくる

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シールめくりんちょを使って、
BBの外側のシールをめくります。
(シールめくりんちょが無いと非常にめくりにくいので、
ご購入をオススメします。)

arrow_orange[1]シールめくりんちょについて詳しくはこちら

 

外側のシールを外したらベアリングのシールを外す

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外のシールを外したら、次はベアリングのシールを
シールめくりんちょでめくります。

 

ベアリングのリテイナーの上からグリスを塗って浸透させる方法とは

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ベアリングのシールを外すと、殆どのシールドベアリングの場合、
リテイナーが玉の出ている反対方向に付いています。
恐らくはゴミの侵入を防ぐ為、ですが、

このまま、リテイナーの上からにグリスを入れても、ボールに
グリスが届きません。ベアリングをBBから抜いたら裏のシール
を外して、グリスを充填出来るのですが、その為には専用の工具
がいります。

さらに、BBから外したベアリングを再びBB内に入れるのも大変です。

 

フッソオイルを使ってグリスをなじませる

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そこで、グリスを充填する前に、フッ素オイルをリテイナーの上に吹きます。
この方法は、セラミックのBBにしか使えない方法です。
鋼球の場合、粘度の低いグリスを使用すると良いですよ。

arrow_orange[1]セラミックのBBにフッ素オイルを使う理由についてはこちらへ

 

フッソオイルを拭いた後にグリスをたっぷり充填

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フッソオイルを拭いたら、フッ素系グリスをたっぷり塗付します。
今回はフィニッシュラインのセラミックグリースを使用しています。
安い割にそこそこ回転の軽いグリスですよ。

純粋なフッ素系グリスはすごく値段が高いですし、今回フッ素オイルを
使うので、フッ素の含有量は、十分と考えています。

 

たっぷりグリスを塗ったらシールをはめてしっかり押しこむ

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たっぷり塗ったら、シールをはめて、しっかり押し込みます。
フッ素オイルでグリスの粘度を下げて、シールの圧力でボール内に
グリスを浸透させるので、しっかりとシールを押し込みましょう。

 

シールをはめたら、もう一度外して同じ事を繰り返す

シールでしっかりグリスを押しこんだら、再びシールを外して、
もう一度、フッ素オイルを拭いて、グリスを充填して、シールを
はめて、もう一度しっかりシールを押し込みます。

 

何故、2回同じ事を繰り返すのか?

何故2回も同じ事を繰り返すのか?というと理由は簡単で
一度ではしっかりボール部分までグリスが充填出来ないから、です。

 

実際にどのように充填されるのか見てみよう

下の画像は他の自転車のボールベアリングです。分かり易くするため、
BBからベアリングを外して、リテイナーの裏側の様子を
写しています。

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1回目のグリス充填後 2回目のグリス充填後

1回目だと、ほとんどボール部分までグリスが充填出来ていませんが、
2回目になると、しっかりグリスが充填されている様子が分かりますね。

 

2回グリスを充填したら、シールを嵌めます

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2回グリスを充填したら、、シールを嵌めこんで、

 

はみ出たグリスを拭きとったら完成です

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これで、しっかりとセラミックボールベアリングをグリスで保護して、
しかもフッ素オイルの効果で非常に回転のなめらかなBBの出来上がりです。
お疲れ様でした。

 

今回使用したもの

シールめくりんちょ フッソオイル グリス15g グリス40g

セラミックグリスはたくさん使う、といっても15gあれば、5~6回分はありますよ。
何台も持っている、とか量が少ないのは不安、とのことなら、40gセットを選びましょう。フッソオイルが無いと、グリスが浸透しないので、必ず買っておくように
しましょう。

 

セットで買うとお得!シールめくりんちょとセラミックグリスのセット

シールめくりんちょ+グリス15g シールめくりんちょ+グリス40g




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