輪行するにはもちろん!輪行袋が必要ですよね。
でもどんな輪行袋がいいか分からない!というあなた!
はい、私もそうでした。なので、使っている人の多い輪行袋、
オーストリッチとコクーンをどっちも買って対決させてみましたよ!
この記事で知る事が出来る事
オーストリッチとコクーンの違いが分かりますオーストリッチかコクーンどちらを使えばいいのかが分かります
オーストリッチとコクーンの輪行袋の違いは?
オーストリッチ
前後の車輪を外して輪行袋に収める、日本で最も普及している
輪行袋といってもいいでしょう。
今回使用したのは「オーストリッチ輪行袋 ロード320 グレー」を
使用しています。
コクーン
後輪を外さなくてもイイ!との事から爆発的に売れた輪行袋。
今回使用した物は「タイオガ 29er コクーン」を使用しています。
オーストリッチとコクーンの性能比較対決!
比較対決その1 輪行袋に入れた際の大きさ
輪行する際は当然小さい状態の方がいいですよね。置きやすいですし、他の乗客の邪魔になりにくいですし…
前後輪外して輪行袋に入れるオーストリッチに対して、
前輪しか外さないコクーンなので、これは、両輪を外すタイプの
オーストリッチの圧勝!!
とはならなかったです…。オーストリッチとコクーンを重ねてみると、
ほとんど変わらない大きさ…。
裏から見ても、形状の違いはあるものの、
大きさはほぼ変わらないですね。
比較対決結果!
大きさがほとんど同じなので、ドロー!比較対決その2 輪行袋の重さ
常に持ち運んでいるものですから1gでも軽い方がいいですよね!オーストリッチとコクーン、どちらが軽いのでしょうか?
では、早速輪行袋の重さを量ってみます。
※注意!
純粋な輪行袋の重さだけではなく、必要な保護具も全て含めた重量と
なっています。そうしないと実際に使えない訳で、実際に持っていく際の
実測値と思って下さいね。
オーストリッチの輪行袋の重量
早速はかりに乗せて重量測定です。
結果…865g!
コクーンの輪行袋の重量
では、コクーンの重量を測定します。
結果…513g!
比較対決結果!
オーストリッチよりコクーンの方が352g軽いのでコクーンの勝利!比較対決その3 輪行袋の大きさ
常にバックに入れたり、ミニベロにくくりつけたりする物なのでコンパクトな方がいいですよね。さあ、どちらがコンパクト
なのでしょうか?
ぱっと見はあまり変わらないですね…。
豆知識!
ついでに、どちらも輪行袋を入れる袋が付属しており、袋に入った
状態で販売されているのですが、どちらも一度袋から出したら最後、
よっぽど上手くたたまないと2度と袋に入りません…。
少なくても不器用な私には不可能なので、どちらも輪行袋を入れる
袋には、保護具等を入れて、輪行袋はベルトで縛っています。
横から見てみます。すると、少しではありますが、コクーンの
厚みの方が薄いです。
比較対決結果!
ほぼ一緒だけれど、少しコクーンの方が小さいので、コクーンの勝利!比較対決その4 ミニベロを輪行袋に入れるのにかかる時間
輪行袋がいかにコンパクトでも、ミニベロを入れるのに
恐ろしく時間がかかっていたら意味が無いですよね。
今回は、両輪を外さないといけないオーストリッチに対して
前輪しか外さなくていいコクーンの圧勝!!
と思ったのですが、実際に分解して入れてみると違いました。
オーストリッチは、車輪を入れる袋がありまして、その袋に
車輪を入れたら終わり、なのに対してコクーンは、外した前輪を
フレームにしっかり固定しないといけないのです。
私はコクーンの輪行袋をよく使っているので、
私が実際にミニベロを入れた時間は、
コクーンが約10分、オーストリッチが約15分となりましたが、
同じくらい慣れていたら、入れる時間はほとんど一緒という感じです。
比較対決結果!
車輪を固定しなくていいオーストリッチ、後輪をはずさなくていいコクーン、どっちも捨てがたく…
ドロー!
比較対決その5 輪行袋から出してからの組立時間
電車から降りたらすぐにでもミニベロを組み立ててツーリングに行きたいですよね。
組み立て時間は、やはりというか、皆さんの思っている通り、
両輪を装着しないといけないオーストリッチに対して、
固定した前輪を外して、付けるだけのコクーンの方が断然早いです。
私が組み立てた場合は、コクーンの組み立てに3~5分程、オーストリッチは
5~10分程の時間がかかりました。
比較対決結果!
前輪しか組立しなくてもいい、コクーンの勝利!比較対決その6 輪行袋の値段
やっぱり輪行袋の値段、気になりますよね。安い方がありがたいのは言うまでもありません。
2015年2月19日時点のアマゾンの値段では、
・オーストリッチ 5264円
・コクーン 4234円
となり、コクーンの方が安いのですが、
コクーン、オーストリッチ共に、しっかりひっかかりやすい部分を
保護等をする他の部品がいるので、 単体で比べても意味がありません。
オーストリッチに必要な他の部品
チェーンカバー 627円エンド金具(フロンド用) 936円
部品合計価格 1563円
コクーンに必要な他の部品
エンド金具(フロンド用) 936円ロッドベルト×2セット 2486円
ロッドベルトスリム 759円
スポンジ 189円
部品合計価格 4370円
となり、
総額では、
・オーストリッチ 6827円
・コクーン 8604円
となり、総額ではオーストリッチの方が安く済みます。
比較対決結果!
約1800円値段の安い、オーストリッチの勝利!まとめ
勝敗結果です!
◯…勝ち ●…負け △ …引き分け大きさ | 重さ | 収納性能 | 入れ易さ | 組立し易さ | 値段 | |
オーストリッチ | △ | ● | ● | △ | ● | ◯ |
コクーン | △ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ● |
ミニベロにはオーストリッチとコクーンどちらがいいの?
ミニベロを輪行袋に入れた大きさはオーストリッチと一緒な事オーストリッチより約300g軽い事
収納性能はほとんど変わらないレベルである事
入れ易さも大きな差が無い事
オーストリッチより組立し易い事
「後輪を外さず手軽に輪行出来る」コクーンの勝利!
値段は高くつくけれど…「後輪ははずさなくてよく、チェーン等に振れなくても輪行できる」
という、特に初心者にとっては面倒が少なく安心して輪行出来る事
から…
コクーンの輪行袋をオススメします!
コクーンの輪行袋は、そのままでは少し使いにくいので、
コクーンの組み立て方と揃えないといけない部品を紹介しますね。
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輪行袋コクーンに必要な部品と組み立て方はこちらへ
ミニベロロードの輪行ならコクーンで決まり!
ミニベロロードで輪行するなら【コクーン】で決まりです。入れやすさ・組み立てやすさ共にオーストリッチより優れています。ミニベロロードは結構かさばるので、大きめの29erを選ぶのがコツです。コクーン29erはAmazonから購入する事ができます
輪行袋を入れる輪行バッグがあるともっと便利に
輪行袋には備え付けの輪行袋が付属していますが、ほとんどが【ただの袋】でミニベロに装着する事が出来ない物がほとんどです。
輪行用のバッグを使うとミニベロのフレームやサドル下に装着する事が出来てとても便利ですよ。
ミニベロの輪行袋を入れる事できる自転車用バッグについて詳しくはこちらへ
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【ミニベロカスタム入門】のオリジナル商品&制作協力アイテム
- ツーリング時にたくさんの荷物が入るミニベロ専用フロントバッグ
- ハンドル横に装着出来る超便利なドリンクホルダー
- 大容量のサドルバッグにもなるフロントバッグ
- ブロンプトン専用のドリンクホルダーの紹介
- シールドベアリングのシールが簡単にめくれる工具【シールめくりんちょ】
- 3年間はリンゴ飴の様な輝きになる【自転車専用ガラスコーティングセット】
- 輪行時に自転車を守る携帯可能な使い捨て緩衝材【バルーントラベル】
ロッドベルトは100均ので、十分だし、実質コクーンのがコスパが良いですね。
そうですね、コスパもですが、輪行のしやすさもコクーンの方が上だと思います。
ミニベロの場合、フレームがロードバイクより大きい事が多いので、
オーストリッチよりと大きさも変わらないですし><
コクーンの備え付けのベルトはやばいくらいチープなので買い替えは強くオススメします^^;
ベルトは自宅でどのベルトがいいか分からない、という方に向けて紹介しています。
ご自分で工夫出来るなら、その方がいいですね。
輪行ってどこから手をつけたらいいのか分からない・・・という方が多いと思って
輪行関係の記事は書かせてもらっています。