ミニベロのロングライドやポタリングに使える地図アプリ【ルートラボ】の使い方

ミニベロの楽しみ方

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ミニベロでのロングライドやサイクリング、ポタリング等で
すごく役に立つアプリがあるんです。その名前は【ルートラボ】

checkmark何故普通のナビではなくて【ルートラボ】が必要な3つの理由

checkmark【ルートラボ】の使い方

についてお伝えします。

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ロングライトやサイクリング、ポタリングでは目的地以上に【過程】が大事

最近ではスマートフォンのナビアプリ、グーグルマップスやYahoo!カーナビ等の
便利な地図アプリがありますが、自転車のサイクリングやロングライドは、
【目的地まで行く事】も大事ですが、その目的地の過程が最も大事ですよね。

自動車でしたら幹線道路を最短距離で、でいいですが、サイクリングやロングライドでは
そうはいきません。なので、自分でサイクリングコースを作る必要があるんです。


通常のナビでは【高低差】が分からない

また、スマホの地図アプリだけでは、【高低差】が分かりません。
最短のルートをカーナビで作成して実際にサイクリングに行ったら激坂だった・・・
なんて事は割とよくある事です。(私も何回か体験済み)

自転車は車やバイクと違って人力なので、気付かずに山道のルートなんかにすると
地獄のサイクリングやロングライドになりかねないですし、完走すら出来なくなります。

そこで、行こうとしているサイクリングコースがどのくらい【高低差】があるのか?
を知る必要があります。


【ルートラボ】だと自分でコースを作れて高低差も分かる

それが【ルートラボ】を使う事で自分でコースを作る事が出来て、
作ったコースの高低差も一目で分かる様になりますよ。

これで、ナビアプリで作ったルートでサイクリングやロングライドに行ったら、
坂だらけで悲惨なサイクリングとなった、なんて事態も避ける事が出来ます。


【ルートラボ】でルートを自分で作成する為に必要な事

YAHOO!JAPAN ID を登録する

ルートラボは見る事や使う事は、YAHOO!JAPAN ID がなくても可能なのですが
【ルートラボ】でルートを作成するには、YAHOO!JAPAN ID が必要です。

YAHOO!JAPAN ID を持っていないのでしたら、まずはYAHOO!JAPAN ID を
登録しておきましょう。無料なので安心して下さいね。

arrow_orange[1]YAHOO!JAPAN ID の登録はYAHOO!JAPANヘルプのページへ

ルートラボでルートを作成する場合、基本は【Internet Explorer】を使用する

ルートラボでルートを作成するには【Microsoft Silverlight】というプログラムを動作させている
様なのですが、【Microsoft Silverlight】に対応しているブラウザが現在、

【Internet Explorer】

しかありません。Windows10なら、最初から【Internet Explorer】はプログラムの中に
入っているはずですが、もしもう消してしまって無い場合などはダウンロードして
【Internet Explorer】を使える状態にするといいですよ。

arrow_orange[1]【Internet Explorer】のダウンロードはマイクロソフトの公式HPへ

【2017年12月時点】β版ながらInternet Explorer以外でもルートが描ける様に

2017年12月時点では、β版ながら、Internet Explorer以外のブラウザでも
ルートを作成できる様になっていましたよ。

作成したルートを閲覧するのはどのブラウザでも大丈夫

Internet Explorerを使用するのはルートを作成・保存する時だけで、
ルートを検索したり見たり使ったりする時は、どのブラウザでも問題なく使う事が
出来るのでその点は安心して下さいね。


【ルートラボ】でルートを描いてみよう

これだけ準備が出来たら、【ルートラボ】でルートを描く事が出来ますよ。
では早速【ルートラボ】でルートを描いてみましょう。

arrow_orange[1]【ルートラボ】のHPへこちらから

今回、私が大阪に住んでいるので大阪の代表的なロングライドコースである
【淡路島一周】
のルートを例として描いていきますね。


ますは【ログイン】する

ルートラボの描き方1

【ルートラボ】のページに行ったらまずは【ログイン】します。


IDを入力する

ルートラボの描き方2

まずは【ID】を入力して【次へ】をクリックします。


パスワードを入力する

ルートラボの描き方3

【ID】を入力したら【パスワード】を入力して【ログイン】をクリックします。


【ルートを描く】をクリックする

ルートラボの描き方5

【ログイン】すると【ルートラボ】のページとなるので、【ルートを描く】をクリックします。
(※【ルートを描く】はインターネットエクスプローラーしか使えないので注意!)


インターネットエクスプローラー以外のブラウザにはβ(ベータ版)があります

ルートラボの描き方4

インターネットエクスプローラー以外のブラウザの場合は、β(ベータ)版で地図を作成する
事が可能です。


ロングライドのスタート地点にしたい都道府県や地名を入力

ルートラボの描き方6

【ルートラボ】のページ入ると【東京】を中心とした地図が表示されます。
なので、ロングライドやサイクリングやポタリングのスタート地点となる都道府県と地名を
入力します。

今回は【淡路島一周】なので、【兵庫県 淡路島】と入力して【検索】をクリックします。


【淡路島】周辺の地図が表示される

ルートラボの描き方7.5

【兵庫県 淡路島】と入力して【検索】をクリックすると、淡路島周辺の地図が表示されます。
今回は明石海峡大橋から自動車で来た、もしくは岩屋のフェリーを使って淡路島に来た、
と仮定します。

なので、まずは【岩屋周辺】まで地図を移動させます。


地図の拡大・縮小は地図横のバーで行う

ルートラボの描き方7

まずは地図を【岩屋】まで移動させたいので、地図を縮小させます。

地図の拡大・縮小は上の画像の四角で囲った場所で行う事ができます。

【+】が地図の拡大
【ー】が地図の縮小

となります。


地図を動かして【岩屋】まで移動

ルートラボの描き方8

地図をある程度縮小したら、【岩屋】まで移動させる為に地図を動かします。

【地図の画面上】【左クリックを押しながら】マウスを動かすと
地図を動かす事が出来ます。


【左クリック】を押してスタート地点を決める

ルートラボの描き方9

【岩屋】まで移動出来たので、次はスタート地点を決めます。

地図上で【左クリック】を押すとスタート地点を決める事ができます。


ルートを作成する

ルートラボの描き方10

【スタート地点】を決めたら、ロングライドで走行予定のルートを作っていきます。
基本的には【道ピタモード】を使ってルートを作成していきます。

ルートの作成方法は簡単で、通りたいルートにカーソルを合わせてクリックすると
そのまでのルートを自動で作成してくれます。

クリックした所がゴールとなりますが、【ルートを保存】を押さない限りルートは確定しないので、
さらに先をクリックしたら、どんどんルートを伸ばす事ができます。


【直線モード】の使い方

ルートラボの描き方11

ルート作成の際、ほとんどのケースでは【道ピタモード】で事足りるのですが、
ルートラボの地図に載っていないサイクリングロードや細い地元の道等で
【道ピタモード】ではルートを作れない時は【直線モード】を使います。

【直線モード】は道沿いではなくクリックしたら地図上の道に関係なく直線で描かれますよ。


ルートを間違えた時の訂正方法

ルートラボの描き方12

間違ってクリックしたり、ちょっとルートを作ったものの、戻りたくなった時の
方法をお伝えしますね。

上の画像は本当は南の方に行きたかったのに、間違って西側をクリックしてしまった場合です。
今回の様に間違った時は・・・

【1つ戻るボタンがあるのでそれをクリックすつ1つ戻ります

ルートラボの描き方13

上の画像の四角で囲っている部分の矢印をクリックすると1つ前の状態に戻ります。
1つ前に戻ったら、本当に行きたかった方向をクリックし直したら訂正完了です。

【1つ戻る】ボタンは1回だけ戻るだけでなくて2回クリックすると2回前、3回クリックすると
3回前の状態に戻りますよ。最大、一番最初の状態まで戻す事も出来ます。


淡路島一周のルートが完成

ルートラボの描き方14

こうして、淡路島一周のルートが完成です。


【ルートラボ】のルートの見方

スタート・ゴール・距離・標高の説明

ルートラボの描き方15

それでは、ルートが完成したので、ルートラボのルートの見方を説明していきますね。

スタート・・・スタート地点です。最初にクリックした部分となります。

ゴール・・・ゴール地点です。今回淡路島一周なのでスタートとほぼ同じ場所となっています。

距離・・・スタート地点からまでの距離となっています。左端がスタート地点で右橋がゴール地点となります。

標高・・・指定した場所の標高となります。上の画像はスタート地点を差しているのでスタート地点は標高5m

地図下の部分・・・左橋がスタート、右端がゴールとなります。青色のギザギザは標高をグラフで表しています。

標高と距離の見方

ルートラボの描き方16

上の画像の地図の下の部分にカーソルを当てるとその場所のスタートまでの距離と標高が表示されます。

上の画像のカーソルの位置の場合、スタートまでの距離が13.3km、標高16m、となります。
つまり、スタートから13km進んだ所、となる訳です。

この部分の矢印が地図上でどこを走っているかは、地図状に半透明のマークが表示されており、
一目でどこを表示しているか分かる様になっています。

点数・距離・最大標高差の説明

ルートラボの描き方17

点数・・・通常使う際には関係のない数字です。ガーミン等のコンパクトGPSにデータを入れる際の
データ量の目安となります。

距離・・・ルートの総距離となります、淡路島一周すると151.81kmの走行距離となる事が分かります。

最大標高差・・・全ルートの獲得標高となります。今回1153mなので淡路島一周走行すると1153mの山を登ったの同じですよ、という事です。普段トレーニングしている坂の標高がわかっていれば概ねどのくらいしんどいのか?の目安となります。

(※ルートラボ公式ページでは、ルート中の最も高い地点と低い地点の標高差とありますが標高差なら約150m
なので、表示は【最大標高差】ですが実際は【獲得標高】となります。ルートラボのバグかもしれないので、後に表現、もしくは数字が変更(本来の形)に戻るかも知れません。)

今回作成した淡路島一周ルートでは最大標高は約ルートラボの見方 おさらい


ルートラボの描き方18

矢印部分・・・画像下部の矢印の部分にカーソルを当てると上の地図上にマーカーが表示され、どこにいるか分かる様になっています。矢印部分ではスタート地点から48.9キロ進んだ地点・標高は137mという事が分かります。

総距離・・・下の画像の端から端までが作成したルートの総距離となります。今回の場合約151kmとなります。

画像下部の青の部分・・・画像下部の青色のギザギザは標高を表しています。青色の部分が高い程標高が高く、坂道となっている事が分かります。画像下部全体を見ると、スタートからの距離約50~100キロ地点に青色の部分が高くなっており、淡路島の南側に坂道が集中している事が分かります。


ルートラボのルート保存の仕方

タイトル・投稿者名・コメント・タグを入力する

ルートラボの描き方19

1.タイトル

タイトルを入力する欄となります。今回【一周】ではなく【いっしゅう】としているのは、後にルートを
検索しやすくする為です。誰つかっていない様な表現を使うと一発で検索出来るので、今回あえて
【いっしゅう】と入力しています。

2.投稿者名

投稿者名も後の検索対象となるので、投稿者名を入れておくと、後でまとめて自分の作ったルート
をまとめて検索する事が出来て便利です。本名でなくハンドルネームで十分なので、自分で決めた
名前を入力しておく事をオススメします。

3.コメント

ルート作成時、どこか寄りたい店等を入れておいたりするとルートを選ぶ時に見る事が出来たりするので
便利ですよ。特になければ記入しなくても大丈夫です。

4.タグ

検索する時に引っ掛けたいキーワードがある時はここに入れます。

といってもほとんど、タイトルと投稿者名で事足りるので私はほとんど使っていないです。

タイトル・投稿者名・コメント・タグの入力終了

ルートラボの描き方20

タイトル・投稿者名・コメント・タグの入力が終わりました。

【ルートを保存】をクリック

ルートラボの描き方21

【ルートを保存】をクリックすると作成したルートが保存されます。

その際、【ルートを保存】の下にある『「ルートを見る」に公開する』のチェックボックスにチェックが入っています。

ルートを公開にしておくと、スマートフォンの地図アプリ【ルータン】等の使い勝手大幅に上がるので
人にどうしてもルートを見られたくない場合を除いてはチェックボックスは外さない方が使い勝手が
いいのでオススメです。


ルートラボで保存したルートの見方

【ルート再生ページ】の表示をOKする

ルートラボの描き方22

ルートを保存すると、上記の画面が出てきます。そのまま【OK】をクリックしましょう。

保存したルートの見方

ルートラボの描き方23

基本的には編集中のルートと見方は変わらないのですが、編集前と編集後では少し使い勝手が違うので
ルート保存後のルートの見方を説明します。

地図の下にカーソルを置くと、矢印で示している様に縦のラインがでてきます。

ラインをクリックするとライン上の位置が地図上でどこにいるのかを表示出来る

ルートラボの描き方24

下の画像のラインの位置が地図上でどこか知りたい場合は、ライン部分をクリックすると、マークも
ライン上の位置に移動して、地図上での位置が分かります。

クリックしたまま移動させるとその部分の詳しい情報が分かる

ルートラボの描き方25

ラインをクリックしたまま、横に移動させると、その部分赤色に変わり、その部分の詳しい情報が分かります。

今回の赤色部分の情報は?というと

距離73.5km/157km・・・全ルートの距離(157km中)73.5キロ地点にいる事を示しています。73.5kmは矢印部分時点の距離となります。
(※作成途中でミスしてルートを作り直したので、最初は総距離152kmだったのが157kmとなってしまいました。)

距離差45.2km・・・赤色部分の総距離を示しています。

標高差2m・・・矢印部分の標高を示しています。

平均斜度・・・赤色部分の平均斜度を示しています。


おまけ:【ルート再生】の説明

ルートラボの描き方27

では、【ルート再生】の説明をしていきますね。何故【おまけ】としたのか?というと、
実際にルート再生を使用すると分かるのですが、100倍速にしても遅すぎて、使っていられないからです。

実際にルートを見たりする際はほぼほぼ使わない機能なので、【おまけ】としましたよ。

1.再生ボタン

再生ボタンを押すとルートの再生を行います。

2.連動・固定

ルートを再生した時に、地図が連動するか、固定するかを選ぶ事が出来ます。

3.速度

ルート再生時の速度のスピードを選ぶ事ができます。先程もお伝えしましたが、
一番速い100倍でも超遅いのでほとんど意味のない機能となっています。


ルートラボで作成したルートの検索方法

ルートラボで作成して保存したルートはルートラボのホームページから検索して見る事が出来ます。
(※『「ルートを見る」に公開する』とした場合)

作成したルートを検索する方法を今からお伝えしますね。

【おすすめルート】の検索ボタンをクリックして検索する

ルートラボの描き方28

ルートラボのトップページを少し下にスクロールすると、【おすすめルート】の隣に文字を入力する欄があります。

その部分に検索したいキーワードを入力して【検索】をクリックすると検索する事ができます。

検索対象となるのは【タイトル】・【投稿者名】・【タグ】となります

検索対象となるのは、【タイトル】・【投稿者名】・【タグ】となります。

検索したい単語毎にスペースを空けて検索するといいですよ。

今回、『淡路島 いっしゅう』のタイトルとしたので、【淡路島】・【いっしゅう】で検索してみます。

検索結果、【淡路島 いっしゅう】のルートがでてきました

ルートラボ描き方29

【淡路島】・【いっしゅう】で検索した結果、上の画像の様に、先程作成したルート、

「淡路島 いっしゅう」のルートが出てきました。
一周をひらがなとしたので、1つしか検索結果にでてこなかったです。

【投稿者名】+【地名】でも検索可能

ルートラボ描き方30

【投稿者名】+【地名】等の組み合わせでも検索可能です。
今回使用した投稿者名【たけと】【淡路島】を組み合わせて検索してみましょう。

検索結果

ルートラボ描き方31

検索結果、私【たけと】が以前作った淡路島の色んなルートが検索結果に出てきました。
この様にしてインターネットさえ使える状況なら、どこからでもあなたが作ったルートを検索、見る事が
出来ますよ。


さあ、あなたも【ルートラボ】で行ってみたい場所のルートを作成しよう!

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これであなたもルートラボでルートをばっちり作成出来ますね!
行ってみたい場所・ルートがあったら【ルートラボ】でルートを作成して、
ロングライドやサイクリングに役立てて下さいね。

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