ミニベロやロードバイクでよく使われている輪行袋の代表、 かなりよく出来た輪行袋ですが、そのまま使えば もう、傷ついていいフレームでしたら、そのまま なので、今回はオーストリッチの輪行袋を使った際、
オーストリッチです。
フレームに細かいキズが付く事が多いです。
使ってもらったらいいのですが、新品のフレームや
お気に入りのフレームが傷ついたら嫌ですよね。
ミニベロやロードバイクが傷つかなくなる方法を伝えていきますね。
オーストリッチで輪行する時に傷つかずに使う緩衝材とは
今回、輪行する際に使う保護材は、自転車用の使い捨て緩衝材
バルーントラベルを使用します。
オーストリッチでフレームが傷つく箇所はどこなのか?
オーストリッチの輪行袋を使ってフレームが傷いたり、ディレイラーが
傷んだりする可能性が高い箇所は3箇所あります。
それは…
です。
では、何故、オーストリッチで輪行の時にこの3箇所が傷ついたりしやすいのか?
そしてどうすれば傷ついたりする事を防ぐ事が出来るのか、
説明していきますね。
チェーンとフレームが当たる部分の対策
オーストリッチは輪行袋に入れる際、後輪を外すので、後輪を外した時に
上の画像の様に フレームとチェーンが当たり、ここでフレームが傷つくんですね。
なので、この部分にバルーントラベルを適した長さに切って巻きつけて
保護します。
なので、バルーントラベルをシートステー部分に合わせて
切ります。仏式仕様の携帯空気入れなら 専用キャップを
使用する事で膨らます事が出来るので、新たに空気入れ等を
買う必要はありませんよ。
そして、空気を入れて膨らますと、上の画像の様になるので…
チェーンステー部分に巻きつけると、
しっかり保護してくれます。
オーストリッチはディレイラーが当たりやすい
オーストリッチはディレイラーが一番下部に来る様に
なっており、後輪も付いていないので、非常に
ディレイラーが壁などにぶつかりやすくなっています。
なので、この部分をクッションで包む事ができれば
ディレイラーをぶつけて、潰れたり、変速の調子が悪く
なったりしにくくなり、輪行する時もとっても安心ですよね。
ディレイラーの保護方法
上の画像の様に、バルーントラベルを当てて、
ディレイラーの大きさに合わせます。
大きさを合わせたら、その大きさをハサミで切ります。
ハサミで切ったらやっぱり空気入れで膨らませます。
上の画像の様にディレイラーに巻きつけます。
そのままだと、固定出来ないので、セロテープ等で固定させるといいでしょう。
すると上の図の様になります。バルーントラベルは
空気を入れると、厚みが約1.7センチあるので
多少強く当たってもしっかり衝撃を吸収してくれますよ。
ホイールの留め具とフレームが当たってフレームが傷つく
オーストリッチの輪行袋は両サイドにホイールを入れる袋が
あります。(無いタイプもありますが…)
この袋にホイールを入れるのですが、この中に入れる
袋の生地が薄い為、生地ごしからでも、ホイールの留め具の
先端が当たって、フレームに傷が入る事があるんですね。
ホイールからフレームを守る方法
ホイールに緩衝材を挟めば、ホイールの止め具の先端が当たっても
大丈夫ですよね。
なので、ホイールに合わせてバルーントラベルをホイールの大きさに合わせて
切って、 空気を入れて膨らませていきます。
空気を膨らませたら、後はタイヤを入れるポケットの
内側に緩衝材を入れます。
ポケットの内側に緩衝材を差し込む事によって、、ホイールの止め具の先端から、
フレームが守れていますね。
フロントフォークにも緩衝材があった方がいい
オーストリッチは、フロントフォークを保護するスポンジ等がありません。
これではフロントフォークの先端が守れないので、
こちらも緩衝材を付けておくといいですよ。
すぐに出来るフロントフォークの保護具の作り方はこちら
使用した緩衝材は全てで4枚
使用した緩衝材は全てで4枚です。
(左が空気を入れる前、右が空気を入れた後の緩衝材です。)
幅20cm×20cm 1枚…チェーンステー部 に使用
幅20cm×30cm 1枚…ディレイラー 部に使用
幅40cm×45cm 2枚… 各ホイールに使用
しています。
1回の使用分でどのくらいコストがかかるのか?
使い捨て緩衝材の値段が
20cm×6mで1980円
40cm×6mで2780円
なので、使用した長さで割り残すると、1回使用あたり
約557円かかる計算です。
(緩衝材のみのセットを購入した場合)
使い捨て緩衝材バルーントラベルについて詳しくはこちらへ
繰り返しでも、使い捨てでも使う事が出来る
オーストリッチで輪行する際に使用する輪行袋や緩衝材を全部並べると
上の画像の様になります。
基本的にバルーントラベルは使い捨て緩衝材ですが、
破らなければ、繰り返し使用可能です。
繰り返し使用する場合
繰り返し使用する場合、緩衝材が膨らんだまま収納するので
かなりかさばります。
自転車と一緒に写真を撮って大きさを比較
輪行袋から緩衝材やその他必要な輪行用品をまとめると
上の画像くらいの大きさになります。
容量はかさばりますが、中は空気なので、重さは空気を入れる前
とほぼ同じなので、緩衝材をそのままバック等に入れて、重くて
しんどい、という事はないので安心です。
使い捨ての場合
使い捨ての場合、輪行先で空気を膨らませてる状態である
必要がないので、ほとんど輪行袋とその他必要な輪行用品のみの
大きさになります。
膨らませている状態とこれだけ違う
上の画像の上部が、空気を膨らませた状態、
下部が、空気が入っていない状態です。
やっぱり空気がないとすごくコンパクトになりますよね。
膨らませた状態と比較してみる
(空気を入れていない状態) | (空気を入れている状態) |
ちょっと角度が違うので分かりにくいかもしれませんが、
左が空気を入れない状態でまとめた状態
右が空気を入れた状態でまとめた状態
となります。
収納性を優先するなら使い捨て、コストを優先するなら繰り返し使いましょう
遠出の輪行やロングツーリングなら、少しでもバックの容量を少なく
したいので、コストはかかりますが、使い捨てで使用すると、
すっきりします。
荷物が少ない時でしたら、繰り返し使うと、非常にリーズナブルですよ。
◯
◯
輪行用緩衝材バルーントラベルについてさらに詳しくはこちらへ
◯
◯