今回は…
さっとチェーンオイルを差すだけで高いレベルの性能を体感する事が出来る!
NC-102というチェーンオイルを紹介します。
NC-102の特徴とは
オイルを吹くだけで、拭き取りが要らないから楽です
粘度が低いので、ペダリングが少楽になります
砂が非常につきにくく、チェーンが汚れにくいです
拭き取りが要らない理由とは
普通のチェーンオイルはオイルを付けるとベタベタと付着するので、
拭き取る必要があるのですが、NC-102は、必要以上にチェーンに
オイルが付かないので、拭き取りが要らないのです。
最初は粘度が非常に低い状態でチェーンに軽く乗っている状態ですが、
少し時間が経つと少し粘度が上がり、チェーンにしっかり付着します。
最初の状態は粘度がほとんどないので、必要以上にチェーンに付着しない
のです。
たくさんオイルが付着した場合は、軽くウエス等で拭き取ると
いいでしょう。また、NC-102は、逆にしっかりオイルを拭き取ると
オイル切れを起こすので、しっかり拭き取らない様にしましょう。
粘度が低いからペダリングが軽くなります
NC-102は多数あるチェーンオイルの中でも粘度は低い方なので、
フィニッシュライン等の普通のチェーンオイルを使っている状態から
切り替えると、ペダリングの軽さが実感出来るでしょう。
チェーンが汚れにくい理由とは
NC-102は非常に砂等の汚れがつきにくいオイルです。
上の写真は、チェーンオイル切れ寸前(約150キロ走行)の状態です。
これだけ走った後でも、ほとんど、砂等が付きません。
NC-102の欠点とは?
いいことずくめの様に思えるNC-102ですが、やっぱり欠点もあります。
雨にはあまり強くはない
雨に降られると、オイルがある程度落ちてしまいます。
雨に対しては他のチェーンオイルと同等程度の性能で、際立った性能では
ありません。
オイル切れがやや早い
他の高性能チェーンルブ、チェーンルブオフロードや、
エボリューションチェーンルブ と比べると、オイル切れは早いです。
他の2つが200~400キロ以上オイル切れを 起こさないのに対して、
だいたい、150キロ前後でオイルが切れます。
ですが、スプレー方式ですぐに注油する事ができ、拭き取りもほぼいらない為、
少しマメにオイルを差せば問題ないですよ。
最高の性能ではない
私の知っている中で一番の性能のエボリューションチェーンルブと比べると、
潤滑性能、軽さ、耐久性、全てにおいて一歩劣ります。ですが、
エボリューションチェーンルブはスプレーではないので、注油が面倒です。
NC-102はスプレーの上に、拭き取りもほぼいらないので、性能は一歩劣りますが
手軽さでは圧倒的に上、となります。
値段が少し高い
値段が1本2750円(2015年2月24日時点のアマゾン価格)と値段が
高いのが玉に傷です。お手軽に高性能、というのがウリのチェーンオイルなので
値段が高いのは仕方ない面があります…。
コストパフォーマンスを求めるなら、違うチェーンオイルを選んだ方がいいと
思います。
オススメのチェーンオイルはこちら
NC-102は、こんな人にオススメです!
注油は面倒だけど、高い性能が欲しい
チェーンがあまり汚れないオイルが欲しい
値段は高くていいから楽に性能の高いチェーンオイルを使いたい
最高の性能はでないですが、
さっとチェーンオイルを差すだけで高いレベルの性能を体感する事が出来る!
というのがNC-102の一番の特徴です。
少し値段は高いですが、それだけの性能を持ったチェーンオイルですよ。