ミニベロだったら、オーストリッチをほとんど変わらない大きさの
コクーンの輪行袋ですが、そのまま使うとフレームが多少なりとも
傷ついてしまいます。
コクーンの輪行袋の使い方はこちらへ
新品のミニベロやお気に入りのミニベロのフレームが傷ついたら
悲しいですよね?
なので、今回は緩衝材を使用して、フレームが傷つかない方法
と伝えていきます。
今回、輪行する際に使用する緩衝材は、自転車用の使い捨て緩衝材
「バルーントラベル」を使用します。
バルーントラベルってどんな緩衝材?詳しい説明はこちらへ
コクーンでフレームが傷つく箇所はどこなのか?
コクーンの輪行袋を使用してフレームが傷つく可能性がある箇所は
2箇所あります。
シートポストとトップチューブが当たる部分
前輪ホイールとフロントフォークからダウンチューブ部分
です。
では、何故、コクーンでの輪行の時のこの2箇所が傷つきやすいのか?
それはどうすれば傷ついたりする事を防ぐ事が出来るのか、を
説明していきますね。
サドルとトップチューブが当たる部分の対策
上の画像の様にサドルを固定する際、
シートポストとトップチューブが当たり、
空気を入れて膨らませてシートポストに
巻きつければ安心です。
セロテープを使うとよりしっかり固定出来る
![011 - コピー 011 - コピー](http://jitennsya.net/wp/wp-content/uploads/2015/09/011-_thumb.jpg)
隙間に挟み込むだけでも固定出来ますが、
セロテープ等を使用して固定させるとより安心です。
前輪ホイールとフロントフォークからダウンチューブ部分の対策
コクーンは前輪を外すタイプの輪行袋なので、
前輪をフレームに固定させます。 その際フレームを傷つけやすい部分が
2箇所あるんです。
危険箇所1 クイックレバーが危ない
前輪を固定する際、固定する場所によって
クイックレバーがダウンチューブに当たる場合があります。
クイックレバーがフレームに当たるとこんな事に…
クイックレバーとダウンチューブが接触したまま。
輪講すると、上の写真の様に、塗装が剥がれて
しまいます。
危険箇所2 スポークも危ない
また、スポーク部分がブレーキのアーチ部分等に当たり、
ブレーキのアーチ部分が傷つきます。
前輪ホイールからフレームを守る方法
どこで当たるのかわからないので、ホイール部分全体に
緩衝材を使います。 上の画像の様に緩衝材を適した大きさに合わせて切って、
上の画像の様に、フレームとホイールの間に緩衝材を
挟み込めば、クイックレバーやスポークがフレームやブレーキアーチ等に
当たらないので、安心です。
使用した緩衝材は全部で2枚
使用した緩衝材は全部で2枚です。
左が空気で膨らます前、右側で空気を膨らました後の
状態になります。
・幅20cm×25cm 1枚…シートポストに使用
・幅20cm×70cm 1枚…ホイールに使用
しています。
使い捨て緩衝材の値段が
20cm×6mで1980円
40cm×6mで2780円
なので、使用した長さで割り残すると、
1回使用あたり 約380円かかる計算です。
(緩衝材のみのセットを購入した場合)
使い捨て緩衝材バルーントラベルについて詳しくはこちらへ
繰り返しでも、使い捨てでも使う事が出来る
コクーンで輪行する際に使用する輪行袋や緩衝材を全部並べると
上の画像の様になります。
基本的にバルーントラベルは使い捨て緩衝材ですが、
破らなければ、繰り返し使用可能です。
使い捨て緩衝材、バルーントラベルはびっくりするぐらいコンパクト
左が空気を入れる前の折りたたんだ緩衝材、右が空気を入れた緩衝材となります。
折りたたんだ状態だと、非常に小さく折りたたむ事が出来ます。
膨らませた状態と比較してみる
![]() | ![]() |
左側(膨らませないで運ぶ場合) | 右側(膨らませたまま運ぶ場合) |
輪行袋と付属品を全て入れた状態です。
流石に、膨らませたままだと、かなり大きいですね…。
対して膨らませる前の状態でしたら、緩衝材を入れていない状態と
変わらない大きさです。
収納性を優先するなら使い捨て、コストを優先するなら繰り返し使いましょう
遠出の輪行やロングツーリングなら、少しでもバックの容量を少なく
したいので、コストはかかりますが、使い捨てで使用すると、
すっきりします。
荷物が少ない時でしたら、ちょっと大きいですが、膨らました状態で
繰り返し使うと、非常にリーズナブルですよ。
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◯ 輪行用緩衝材バルーントラベルについてさらに詳しくはこちらへ
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