こうして、夢の海津大崎を抜けて、折り返し地点が近づいて
きました…。
それにしても、とても穏やかな景色です。
岡本と行く時は大抵荒れるのに…
淡路島の時もいい天候でしたし、つるさんは、何か「運」を
持っているかも、です…。
こうして、折り返し地点周辺で一旦休憩…
つるさんも、バイクを止めて、持参のお弁当をほおばります。
で、ここから折り返すはずだったんですが、
つるさんから…
「ちょっとこのまま折り返したら、物足りないよな…」
との発言が…
まあ、私的には正直物足りない感はありましたが、
まさかつるさんから、その様な発言が出てくるとは…
「このまま琵琶湖、一周してみない?」
とはいっても、ここはまだ約37~38キロ地点。
ここから琵琶湖大橋で折り返しても、約110キロ…。
確かに、このまま琵琶湖1週出来たら、もうしまなみ海道は
貰ったも同然…
が、しかし…
本当に1週出来る?150キロだよ?
「出来るだけ頑張る!」
もし、途中で漕げなくなったらどうする?
もし、奥琵琶湖で漕げなくなったら…
私が一人でそのまま自動車に戻って、さらに
その後、奥琵琶湖までつるさんを迎えにいかないといけない
から、帰るの深夜ですよ?
19時くらいには帰りたい、といってたけど、
もし、つるさんが漕げなくなった時は深夜になっても大丈夫?
「どうやっても、漕いで帰るから大丈夫!」
じゃあ、漕げなくなって、帰れなくなったら?
「根性で漕ぐ!いける!!」
いや、あの、漕げなくなって帰るの遅くなっても大丈夫??
本当に大丈夫???
「万一の時は遅くなってもいいけど、漕いで帰れる!」
という本人の強い希望と、私も本当は1週したい気持ちもあって、
このまま、まさか?の琵琶湖1週に切り替えるのでした。
続きます。