ミニベロだったら、オーストリッチをほとんど変わらない大きさの
コクーンの輪行袋ですが、そのまま使うとフレームが多少なりとも
傷ついてしまいます。
コクーンの輪行袋の使い方はこちらへ
新品のミニベロやお気に入りのミニベロのフレームが傷ついたら
悲しいですよね?
なので、今回は緩衝材を使用して、フレームが傷つかない方法
と伝えていきます。
今回、輪行する際に使用する緩衝材は、自転車用の使い捨て緩衝材
「バルーントラベル」を使用します。
バルーントラベルってどんな緩衝材?詳しい説明はこちらへ
コクーンでフレームが傷つく箇所はどこなのか?
コクーンの輪行袋を使用してフレームが傷つく可能性がある箇所は
2箇所あります。
シートポストとトップチューブが当たる部分
前輪ホイールとフロントフォークからダウンチューブ部分
です。
では、何故、コクーンでの輪行の時のこの2箇所が傷つきやすいのか?
それはどうすれば傷ついたりする事を防ぐ事が出来るのか、を
説明していきますね。
サドルとトップチューブが当たる部分の対策
上の画像の様にサドルを固定する際、
シートポストとトップチューブが当たり、
空気を入れて膨らませてシートポストに
巻きつければ安心です。
セロテープを使うとよりしっかり固定出来る
隙間に挟み込むだけでも固定出来ますが、
セロテープ等を使用して固定させるとより安心です。
前輪ホイールとフロントフォークからダウンチューブ部分の対策
コクーンは前輪を外すタイプの輪行袋なので、
前輪をフレームに固定させます。 その際フレームを傷つけやすい部分が
2箇所あるんです。
危険箇所1 クイックレバーが危ない
前輪を固定する際、固定する場所によって
クイックレバーがダウンチューブに当たる場合があります。
クイックレバーがフレームに当たるとこんな事に…
クイックレバーとダウンチューブが接触したまま。
輪講すると、上の写真の様に、塗装が剥がれて
しまいます。
危険箇所2 スポークも危ない
また、スポーク部分がブレーキのアーチ部分等に当たり、
ブレーキのアーチ部分が傷つきます。
前輪ホイールからフレームを守る方法
どこで当たるのかわからないので、ホイール部分全体に
緩衝材を使います。 上の画像の様に緩衝材を適した大きさに合わせて切って、
上の画像の様に、フレームとホイールの間に緩衝材を
挟み込めば、クイックレバーやスポークがフレームやブレーキアーチ等に
当たらないので、安心です。
使用した緩衝材は全部で2枚
使用した緩衝材は全部で2枚です。
左が空気で膨らます前、右側で空気を膨らました後の
状態になります。
・幅20cm×25cm 1枚…シートポストに使用
・幅20cm×70cm 1枚…ホイールに使用
しています。
使い捨て緩衝材の値段が
20cm×6mで1980円
40cm×6mで2780円
なので、使用した長さで割り残すると、
1回使用あたり 約380円かかる計算です。
(緩衝材のみのセットを購入した場合)
使い捨て緩衝材バルーントラベルについて詳しくはこちらへ
繰り返しでも、使い捨てでも使う事が出来る
コクーンで輪行する際に使用する輪行袋や緩衝材を全部並べると
上の画像の様になります。
基本的にバルーントラベルは使い捨て緩衝材ですが、
破らなければ、繰り返し使用可能です。
使い捨て緩衝材、バルーントラベルはびっくりするぐらいコンパクト
左が空気を入れる前の折りたたんだ緩衝材、右が空気を入れた緩衝材となります。
折りたたんだ状態だと、非常に小さく折りたたむ事が出来ます。
膨らませた状態と比較してみる
左側(膨らませないで運ぶ場合) | 右側(膨らませたまま運ぶ場合) |
輪行袋と付属品を全て入れた状態です。
流石に、膨らませたままだと、かなり大きいですね…。
対して膨らませる前の状態でしたら、緩衝材を入れていない状態と
変わらない大きさです。
収納性を優先するなら使い捨て、コストを優先するなら繰り返し使いましょう
遠出の輪行やロングツーリングなら、少しでもバックの容量を少なく
したいので、コストはかかりますが、使い捨てで使用すると、
すっきりします。
荷物が少ない時でしたら、ちょっと大きいですが、膨らました状態で
繰り返し使うと、非常にリーズナブルですよ。
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輪行用緩衝材バルーントラベルについてさらに詳しくはこちらへ
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