ミニベロのベアリングのグリス入れ替え法とは!5つのコツ教えます

ミニベロカスタム

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このベアリングばアメリカンクラシックのシールドベアリング
ですが、このベアリングに入っているグリスも含めて、
大抵、市販のベアリンググリスはかなり固いグリスが入っています。

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何故、固いグリスが入っているのか?

理由その1:ベアリングがつぶれない為

推測ですが、メーカー側もベアリングが簡単につぶれたりしては
困るので、ベアリングの耐久性能を上げる為に、固いグリスを
使っている、と思われます。

 

理由その2:コスト削減の為

こちらも推測ですが、メーカーもグリスまで値段の高くて
やわらかい高性能のグリスは入れないのではないでしょうか。
だから、安くて固いグリスが入っていると思われます。

 

高性能な柔らかいグリスをいれると性能アップ!

なら、もっと高性能なやわらかいグリスを入れてやると
性能がアップする、という事です。
多少はベアリングの耐久性が犠牲になりますが、
その分、より長い回転を得る事が出来ます。

 

シールドベアリングの整備方法です

ミニベロのシールドベアリングのグリスの入れ替え…
した事ないですよね…。

私も今までした事が無かったです。
ですが、岡本の助けも借りて、ベアリングのグリスの
入れ替え、出来る様になりました!

不器用な私でも出来るので、あなたにも簡単に出来ますよ。

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まずは上の写真の様に、専用の工具を使って、
シールドベアリングのシールをはがします。

arrow_orange[1]シールの詳しいはがし方はこちら

 

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上の写真の様に、シールをはがしたら、次は
最初からついている、グリスの洗浄です。
しっかり洗浄してやらないと、新しいグリスを
入れても、古いグリスと混ざり、効果半減、となりますので…。

 

古いグリスを落とすのにおススメのクリーナーは?

グリス洗浄に使うのはチェーンクリーン
という、高性能のチェーンクリーナーを
私は使用しています。
チェーンの洗浄にも使えるので、一石二鳥で
便利です^^

arrow_orange[1]チェーンクリーンについて詳しくはこちらへ

 

注意点です

ワコーズのチェーンクリーナーなどの
洗浄力の弱いクリーナーだと、まったくグリスが
落ちないので注意です。
(チェーンを洗浄するだけ、ならワコーズのチェーンクリーナーでも
問題はないので、その点ご了承お願いします。)
必ず、強い洗浄力を持ったクリーナーを使用してくださいね。

グリスを簡単に落とす方法

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グリスを簡単に落とすコツ

普通にクリーナーを吹き付けてもグリスを落とす事は
出来ますが、かなり大量に吹き付けないと、
取れません…。

おススメは上の写真の様に、なにか小さい容器にクリーナーをためて、
ベアリングごと漬け込んで、5分~10分程置いてあげると
グリスがとても取れやすくなります。

 

漬ける容器が無い、用意したりするのが面倒!すぐしたいなら

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上記の写真の様に、チェーンクリーンのノズルをベアリングボール付近に
ほぼ当てるくらい近づけてから、噴射を繰り返すと、取る事が出来ます。

が、漬け込むより大量のクリーナーを消耗しますので、その点は
分かった上で使用して下さいね。

 

ベアリングの洗浄の前にする事のまとめです

ベアリングを洗浄するには、ベアリングをハブから外さないと
行けません…。

arrow_orange[1]ハブからベアリングを外す方法・付ける方法はこちら

ですが、正直、ハブからベアリングを取るのは結構大変です。
工具代もかかりますし…

 

ハブからベアリングが取れないならどうすればいいの?

ベアリングを取って作業しなくても、ハブについたまま、
クリーナーを吹き付ければ、ある程度は取れるので、
だいたい、性能がでるだけで十分、との事なら、
ハブについたまま、ベアリング部にクリーナーを
吹き付けちゃいましょう。

前輪のハブでしたら、わざわざ外さなくても
そのまま洗浄・グリスアップしたらいいですよ。

私や友人も、最初はハブについたままの状態でベアリングの洗浄、
グリスの入れ替えをしましたが、大きくは変わらない感じでしたよ。

 

ベアリングのグリスを取る手順です

1.ベアリングを容器につける

2.グリスが少し白っぽくなったら(5~10分くらい)
ベアリングを取り出す

3.クリーナーで吹き付けて、グリスを飛ばす

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こうすると、簡単に上の写真の様に、
グリスを取る事が出来ます。おススメです。

 

グリスの充填方法です!

では、次はグリスを充填します。
どんなグリスを入れたらいいか、
又、グリスを入れた際の注意点は下に書いている
「ベアリングに入れるおススメグリスはこちら」
をクリックして下さいね。

arrow_orange[1]ベアリングに入れるおススメグリスはこちら

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上の写真の様に、たっぷり塗り込んで大丈夫です。
5,60キロも走る内に、余分なグリスは飛んで減りますので。

そして、しっかりグリスを塗り込んだら…

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上の写真の様に、シールをはめこんでやれば完成、です。
シールは上から軽く押し込んでやれば、簡単に入ります。

シールはがしの専用工具を使っているなら、ほとんどシールも
無傷のはず、です。

これで、元のハブにはめたら完成、です。

arrow_orange[1]ハブからベアリングを外す方法・付ける方法はこちら

 

注意点です

基本的にシールドベアリングは分解するように出来ていないので
自己責任でお願いします。当方では、ベアリングのカスタムで
起こった事故などについては責任は負えないので…
お願いします。

 

最後に…

正直、超マニアックなので、強くはおススメしませんが、
気になってみたなら、してみたらいいですよ。
自転車で走るだけでなく、自分でカスタムしていくと、
さらに、自分のミニベロに愛着が湧いちゃいますので^^V

 

今回使ったグリスと工具

シールめくりんちょ NC-100 20g NC-100 50g
ベアリングのシール
を外す為の専用工具
です。
少し量は少ないですが
その分リーズナブルな
価格になっています。
よく使うならこちらの50g
入りの方がオススメです。

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“ミニベロのベアリングのグリス入れ替え法とは!5つのコツ教えます” への2件のフィードバック

  1. 訪問ありがとうございます

    ミニベロとは初めて知りました。

    世の中にはいろんな乗り物があるんですね

    自分で手を入れてチューンすると愛着がわきますから

    こういった整備などは結構好きです

    1. こちらこそ、ご返信ありがとうございます。
      ミニベロって自転車もあるんですよ^^
      良かったら乗ってみたらいいですよ。

      私は自分のチューンするのはあまりすきではないのですが
      自転車屋にわざわざ行くのも面倒になってきて触り始めています。
      これからもよろしくお願いしますね。

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